ケイブ<3760>は、10月14日、2027年5月期の第1四半期(6~8月)の連結決算を発表、大型IPとのコラボ・キャンペーン施策が奏功して収益が伸びるとともに、固定費の大幅な削減や外部課金決済割合の増加も奏功し、高い営業利益率を実現した。なお、第1四半期の営業利益としては過去最高を更新した。
■第1四半期決算実績
売上高26億8700万円(前年同期比2.3%増)
営業利益5億5500万円(前年同期5億6500万円の赤字)
経常利益9億800万円(同3億9300万円の赤字)
最終利益6億5900万円(同2億8500万円の赤字)
■セグメントごとの状況
①ゲーム事業 売上高24億4300万円(前年同期比2.6%増)、セグメント利益5億2300万円(前年同期5億5200万円の赤字)
『東方幻想エクリプス』は、リリース2.5周年にともなうPlayUUの増加もあり、復刻キャラクターを中心に売上は堅調に推移した。あわせて、キャラクター制作における外注費や社内工数の最適化を進めるなど、収益性向上に向けた取り組みを進めた。
また、『ゴシックは魔法乙女』は、ウェディングイベントや七夕イベントなど、季節に応じた施策を継続的に展開するとともに、『新約・怒首領蜂大復活」の発売に合わせたプロモーションをアプリ内でも実施した。
「リファインプロジェクト」第一弾として、『新約・怒首領蜂大復活』を8月27日にSteamにてリリースした。なお、リリース後はユーザーからの意見を踏まえたアップデートや改善を行い、より楽しんでもらえるタイトルへとブラッシュアップを進めている。今後も、過去の人気タイトルを磨き直すことにより、新たな付加価値の創出に取組んでいく。
連結子会社でらゲーでは、主要ゲームである『モンスターストライク』において、人気IPとのコラボレーション施策が奏功し、安定した収益が続いた。さらに『キングダム 乱 -天下統一への道-』は、外部課金決済サービスの利用率が安定的に推移し、代金回収手数料の削減を通じた収益性の向上に寄与した。
②動画配信関連事業 売上高2億4300万円(同1.2%減)、セグメント利益3200万円(前年同期1200万円の赤字)
2024年6月に連結子会社となったサクセスプラスは、のれん償却費を上回る利益水準を継続した。今後も受託事業を中心に安定的な収益を確保するとともにライセンス事業への参入を通じて、海外マーケットにおける収益の獲得を目指していく。
■通期業績予想は変更なし
2027年5月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。
売上高105億円(前期比12.5%減)
営業利益14億5000万円(前期6億800万円の赤字)
経常利益15億5000万円(同5億3600万円の赤字)
最終利益12億円(同27億9900万円の赤字)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 高橋 祐希
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高139億6900万円、営業利益11億3300万円、経常利益11億3100万円、最終利益2億4600万円(2025年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760