
コロプラ<3668>は、これまで「未定」としていた2026年9月期の期末配当について、前期実績から5円増配となる1株当たり25円とすることを決定した。コスト構造の変化に伴い、現預金等の保有水準を見直したことを踏まえ、株主還元を強化する。
同社が11月4日に発表した2026年9月期の決算説明資料によると、現預金等の必要保有水準を従来の約550億円から約450億円に引き下げる。内訳では、不測の事態に備える資金を年間固定費3年分に相当する約450億円から約350億円に見直す一方、M&Aなどの成長投資枠として100億円を引き続き確保する。
今回の見直しは、コスト構造の変化を踏まえたもの。経営基盤の整備が一巡したことなどを背景に、従来の現預金保有水準を見直し、成長投資に必要な資金を確保しながら、株主還元にも振り向ける方針だ。
■期末配当は前期比5円増の25円に
2026年9月期の期末配当は、1株当たり25円を予定している。前期実績の20円から5円の増配となり、配当金総額は約32億1400万円、連結配当性向は177.7%となる見込み。なお、今回の25円は期末配当としての予定額であり、定時株主総会での決議を経て正式に確定する。
同社の2026年9月期連結業績は、売上高が前期比12.7%減の226億4100万円となった一方、営業利益は同128.6%増の22億9100万円、経常利益は同86.0%増の33億5700万円、最終利益は18億800万円となり、前期の赤字から黒字転換した。業績面では減収ながら大幅な増益を達成しており、現預金等の保有水準の見直しと合わせて、株主還元を強化する姿勢を示した形となる。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 上席執行役員 CEO 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高259億3300万円、営業利益10億200万円、経常利益18億500万円、最終損益3億600万円の赤字(2025年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668
