アエリア、第3四半期はオンラインゲーム伸び営業益344％増…一部タイトルの減損で最終赤字は継続

アエリア<3758>がこの日（11月11日）発表した第3四半期累計（1～9月期）の連結は、売上高57億1500万円（前年同期比22.9％増）、営業利益1億2000万円（同344.8％増）、経常利益1800万円（前年同期1000万円の赤字）、四半期純損益3億0200万円の赤字（同4億3200万円の赤字）だった。     主力のオンラインゲームの配信事業が順調に拡大を続けたことで、売上高が伸びたほか、営業利益も前年比で344％を超える伸びとなった。経常利益については、営業外収益が減少したため、1800万円にとどまった。前期3600万円計上された持分法投資利益が今期なかったことや受取利息の減少などが主な要因。 四半期純損益は、依然として赤字が続いた。円高の進行や持分法による投 資 損 失の計上に加え、当初予定していた収益を見込めなくなった一 部タイトルの減損損失を計上したことによる。   ■2011年12月期の見通し 2011年12月期は、売上高75億円（前期比17.9％増）、営業利益5億6000万円（同747.1％増）、経常利益6億2000万円（黒字転換）、当期純利益2億6000万円（黒字転換）を見込む。     同社では、引き続きオンラインゲームを中心とするエンターテイメントビジネスの展開を強化していく。 オンラインゲームタイトルを投入するほか、海外子会社Aeria Games & EntertainmenやAeria Games Europe GmbHを通じて、北米、欧州、南米にオンラインゲームを提供する。