ガンホーOE、第3四半期に入ってオンラインゲーム中心に好調 採算性の高いアイテム販売が伸びる
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3635>は、第3四半期に入ってオンラインゲーム事業を中心に業績が急激に復調し、収益性も高まっているようです。同社の決算説明会資料によると、2010年第3四半期(7-9月期)におけるオンラインゲーム事業の売上高は、24億6000万円となり、直近のピークだった2008年7-9月期の24億8500万円並になり、営業利益率についても、前年同期の28.7%から38.5%に上昇しました。これにけん引されて、会社全体の営業利益率も前年同期の7.9%から28.4%となりました。
同社では、同社の主力MMORPG「ラグナロクオンライン」で実施された大型アップデート以後、採算性の高いゲーム内アイテムの販売が好調だったため、としています。大型アップデートの実施後、RWC日本代表ギルド決定戦(7月)や、天下一品コラボキャンペーン、ラグくじ販売といったゲーム内イベントを継続的に実施したことも奏功したとのこと。同社の第3四半期における売上総利益率は、前年同期の50.8%から73.8%と大きな伸びとなりました。
第4四半期においては、すでに発表のとおり、新プラットフォームサービスを開始するほか、アンドロイドアプリ4本投入するとのことです。
© 2010 GungHo Online Entertainment, Inc.
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765