ジンガが11月末にも「mixiアプリモバイル」で、ファームビルをベースに開発したソーシャルゲームを配信すると報じています。
■ジンガ、11月末にも「mixiアプリモバイル」で農場経営ゲームの配信を開始
11月18日付けの日経産業新聞は、ジンガゲームネットワークが11月末にも、国内SNS向け第1弾ゲームとして「mixiアプリモバイル」で、「ファームビル」をベースに開発した農場経営ゲームを配信する見通しと報じています。報道によれば、同社は、パソコン向けを中心に世界中で2億人以上のユーザーを獲得してきましたが、携帯電話向けゲームが拡大する国内市場を新たな収益源とするのが狙いとのこと。開発にあたったのは、ジンガが8月に買収したウノウを母体に設立したジンガジャパン。日経産業新聞では、ジンガの進出は、他の海外勢の進出を後押しする可能性もあるため、国内のゲーム会社やSNS運営会社との会員獲得を巡る競争は激しさを増しそうだと指摘しています。
なお、同社が「GREE」や「モバゲータウン」ではなく、「mixi」を選んだのは、SNSとしての特性が「フェイスブック」に似ているためだそうです。
■ドワンゴ、動画事業好調で今期の営業益1.69億円の見通し
11月18日付けの日本経済新聞朝刊は、ドワンゴ<3715>が運営する「ニコニコ動画」事業の2011年9月期の営業利益は6億7000万円と、前期の2300万円から大幅に拡大しそうだと報じています。報道によれば、生放送番組などを増やして視聴者を引き付けており、有料会員数は月間で約4万人ペースで増加していることに加え、広告収入の拡大で収益性が改善している、とのこと。有料会員数は、9月に98万人となり、今期末の目標は139万人だそうです。
