![110120dena](https://i3.gamebiz.jp/old_images/uploads/2011/09/110120dena5.jpg)
最近、フィーチャフォン版Mobageランキングを見ていて、ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>内製タイトルもしくは提携タイトルの比率が下がってきたように感じているので、両レイヤーの占める比率を時系列でまとめてみた。対象期間は5月~12月で、週間データの月初のものを使っている。
「Mobage」で提供されるソーシャルゲームは、従来より、3つのレイヤーがある。1つは、DeNAの内製タイトル、2つめはデラックスゲーム(提携タイトル)、3つめはサードパーティの提供するオープンゲームである(※)。
以前書いたように、内製タイトルと提携タイトルは、2010年から2011年にかけてシェアを増やしたが(
関連記事)、最近の状況はどうなっているのか。それをまとめたのが以下のグラフとなる。これを見ると、7月には内製と提携タイトルの占める本数は、20タイトル中、16タイトルまで上昇した。その後、14タイトルで落ち着いたものの、12月に入って11タイトルに減少した。
![111224m02](https://i3.gamebiz.jp/old_images/uploads/2011/12/111224m022.jpg)
12月と11月を比較し、ランキングタイトルの入り繰りを見ると、「大連携!!オーディンバトル」や「テイルズオブキズナ」、「プロ野球ドリームナイン」、「大乱舞!!龍神の武士団」などサードパティの新作が新たにランキングに入る一方、「100万人の信長の野望」や「おばけペットマカロン」、「帝国ロワイヤル」が圏外となった。提携タイトルでは「大奥」が復帰した。
![111224m03](https://i3.gamebiz.jp/old_images/uploads/2011/12/111224m031.jpg)
今回のケースについては、あくまでフィーチャフォンベースでのランキングであるし、有力メーカーの誘致や提携を行なってきたDeNAとしては一定の結果がでたと見ることもできるし、「Mobage」内での競争が激しくなってきたともいえる。今後、有力なゲームメーカーやSAPがさらに「Mobage」でのコンテンツ投入を強化してくると見られるが、よりよいゲーム・サービスで競争するということになれば良いのではないか。
(※)「ガンダムカードコレクション」は、サードパーティにするか、提携タイトルにするかで迷ったが、特定商取引法に基づく表示を見ると、DeNAとなっているため、提携タイトルに入れた。