日本最大級のIT系求人・転職サイト『IT転職ナビ』を運営するワークポートは、2011年11月のスマホ関連職の採用動向を発表した。
ワークポートによれば、スマホビジネスの開発件数の増加から大量のエンジニアが求められ、その激しい獲得競争がマスコミにも取り上げられるようになった。この流れは、地方都市へも波及し、特に大阪・福岡での求人数は倍増しているとのこと。
他方、新たに地方の開発拠点を設ける企業も目に付いた。採用競争が激化して人員の確保が難しいことを理由に、優秀な人材を地方に求める企業が増加していることがうかがえる、としている。
また、ネット業界の活発なエンジニア採用の波に乗って積極的に活動する若手エンジニアが多く見られたことも特徴と指摘。こうした若手エンジニアは、多少教育コストがかかるものの、優秀なエンジニアが多いため、結果的には企業側に有益な採用となるケースが多いという。
ワークポートでは、今後の見通しについて、エンジニアを中心に引き続きスマートフォン関連職の活発な採用が続くと見ているようだ。
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