創通<3711>は、本日(1月10日)、第1四半期(9-11月期)の連結業績を発表し、売上高41億0300万円(前年同期比35.3%増)、営業利益6億円(同47.4%増)、経常利益6億0900万円(同45.0%増)、四半期純利益3億4300万円(同65.2%増)だった。
「ガンダム」シリーズのゲーム関連の版権収入が増加したことに加え、「機動戦士ガンダムAGE」に関連する収益が伸びたことが主な要因。好調な「ガンダム」のソーシャルゲームの収益も寄与したようだ。
事業セグメント別では、メディア事業が売上高33億0300万円(前年同期比37.7%増)、営業利益2億6400万円(同22.1%増)だった。大型プロジェクト「機動戦士ガンダムAGE」に係る放送事業と関連するキャラクターグッズの販促・プロモーションに注力し、アニメ事業が好調に推移した。
また、ライツ事業は、売上高7億0500万円(同71.0%増)、営業利益3億6200万円(同64.5%増)だった。「ガンダム」シリーズのゲーム関連の版権収入が増加したことや、新キャラクター「機動戦士ガンダムAGE」の商品化権に係る版権収入が伸長した。
ただ、スポーツ事業は売上高9300万円(同57.5%減)、営業損失300万円(前年同期400万円の営業損失)だった。スポーツに関連する番組の取り扱いが減少した。
■2011年8月期の見通し
2012年8月期は、売上高167億円(前期比10.4%増)、営業利益18億6000万円(同7.9%増)、経常利益19億円(同8.1%増)、当期純利益10億3000万円(同10.5%増)を見込む。従来予想からは変更なし。
会社情報
- 会社名
- 株式会社創通
- 設立
- 1965年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 難波 秀行
- 決算期
- 3月