野村證券、任天堂の業績は今期が底と指摘-GDCにも注目と

野村證券は、2月14日付け「野村週報」で、任天堂<7974>を取り上げている。 同社の2011年3月期は減収減益となる見通しだが、今期が業績の底になる公算が大きいと指摘、来期は、18%増収・19%営業増益と、2ケタの増収増益を予想している。その業績のけん引役は、「ニンテンドー3DS」。今期のハード出荷台数は、400万台、来期は2000万台が見込まれるという。 また、2月28日~3月4日開催のゲーム開発者会議(GDC)で、岩田社長が基調講演を行う予定。そこで、「3DS」の戦略とともに、次世代据置型ゲーム機への言及の有無に注目としている。「Wii」の存在が明らかになったのは、2005年3月に開催されたGDCでの岩田社長の基調講演だった。