セプテーニ、第1四半期の営業益予想を60%上方修正…ソーシャルゲームとネット広告好調で

ネット広告代理店のセプテーニ・ホールディングス<4293>は、本日(1月25日)、第1四半期(2011年10月~12月期)の連結業績予想を上方修正した。グループ会社のアクセルマークが運営するソーシャルゲームの販売が寄与したことに加えて、主力のネット広告事業の堅調に推移したため、としている。ソーシャルゲームについては、業績予想に織り込んでいなかったという。 ただ、四半期純利益については従来予想を据え置いた。アクセルマークとエフルートが合併したことに伴い、合併以前にセプテーニ・ホールディングスが保有していたエフルート株式の評価替えを実施した結果、段階取得に係る差損1億6100万円を特別損失として計上することにしたため。 セプテーニ・ホールディングスの発表した第2四半期の業績予想は、売上高97億円(前回予想92億円)、営業利益3億6000万円(同2億4000万円)、経常利益4億円(同2億6000万円)、四半期純利益1億3000万円(同変わらず)だった。従来予想と比較した修正率は、売上高5.4%増、営業利益50.0%増、経常利益60.0%増となる。