任天堂が2012年3月期の業績予想を下方修正…最終赤字が200億円から650億円に拡大

任天堂<7974>は、本日(1月26日)、2012年3月期の連結業績予想を下方修正を行い、最終赤字幅が200億円から650億円に拡大する見通しとなったことを明らかにした。 為替相場が想定を上回ることに加え、ゲーム機やゲームソフトの販売実績をもとに予想販売数量の見直しを行ったことが主な要因。為替の前提を1USドル=77円で据え置きとする一方、1ユーロ=106円から98円とした。 ロイターの報道によれば、「ニンテンドー3DS」の販売計画を1600万台から1400万台に、「ニンテンドーDS」を600万台から550万台に、「Wii」を1200万台から1000万台に引き下げたとのこと。 同社の発表した業績予想は、売上高6600億円(前回予想7900億円)、営業損益450億円の赤字(同10億円の黒字)、経常損益950億円の赤字(同300億円の赤字)、当期純損益650億円の赤字(同200億円の赤字)とした。