サイバーエージェント<4751>は、昨日(1月26日)に開催された第1四半期の決算説明会で、5月にもコミュニティサイト「Ameba」のスマートフォン向けプラットフォームを外部のアプリケーションデベロッパーに開放することを明らかにした。
外部のアプリケーションディベロッパーは、サイバーエージェントの提供するAPIを利用して、スマートフォン版「Ameba」でゲームアプリなどを提供できるようになる。Amebaユーザー同士のコミュニケーション機能やランキング機能、ブログ・画像投稿機能などを利用したソーシャルゲームなどが提供できるようになる。
サイバーエージェントの決算説明資料によれば、2011年12月現在の「Ameba」スマートフォン利用者は169万人、PVは35億PVだが、3月との比較で利用者は2.7倍、PVは3.8倍と急速に伸びている。サイバーエージェントは、スマートフォン向けサービスに注力する方針で、今後も急速な拡大が続きそうだ。SAPにとっては大きなビジネスチャンスとなりそうである。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8029億9600万円、営業利益418億4300万円、経常利益414億7500万円、最終利益162億4600万円(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751