1月30日に発表された主要なインターネット関連企業の業績ダイジェストは以下のとおり。
■一休<2450>の2012年3月期の業績予想を上方修正
売上高36億円(前回予想34億4000万円)、営業利益9億4900万円(同7億6000万円)、経常利益10億円(同8億0200万円)、当期純利益4億2900万円(同3億7400万円)とした。
宿泊予約サイト「一休.com」と「一休.comビジネス」での販売宿泊室数が想定以上に伸びたことが主な要因。売上の増加に伴いポイント・スタンプ費用が増加するものの、営業費用の抑制が奏功した。
■プロトコーポレーション<4298>の第3四半期(4-12月期)連結
売上高227億円(前年同期比5.4%増)、営業利益45億円(同9.6%減)、四半期純利益25億円(同14.4%減)だった。
自動車関連情報分野でEC売上と海外売上、介護・医療・福祉業界向けサービスの売上が増加したものの、IT事業のプロモーション強化に伴う広告宣伝費の増加や、海外事業の調査費用などが利益を圧迫した。
2012年3月期は、売上高311億円(前期比8.2%増)、営業利益63億円(同3.1%増)、当期純利益37億円(同17.1%増)を見込む。
■デジタルアーツ<2326>の第3四半期(4-12月期)連結
売上高18億8800万円(前年同期比16.7%増)、営業利益3億2400万円(同20.5%減)、四半期純利益1億8000万円(同22.9%減)だった。
主力の「i-フィルター」は、企業や官公庁、家庭向けの販売が好調に推移した。同時に、PCだけでなく、スマートフォンに対応したバージョンの販売も開始した。
2012年3月期は、売上高26億3200万円(前期比14.1%増)、営業利益5億4700万円(同20.2%減)、当期純利益2億9500万円(同24.1%減)を見込む。
■角川グループホールディングス<9499>の第3四半期(4-12月期)業績
■クルーズの第3四半期(4-12月期)業績
■東映アニメ<4816>の第3四半期(4-12月期)業績
■エムティーアイ<9438>の第1四半期(10-12月期)業績
■クラウドゲート<2140>
2011年12月期決算で、4996万円を特別損失として計上すると発表すいた。証券取引等監視委員会による同社と同社元役員に対する課徴金納付命令の勧告で、同社に対して4996万円の課徴金納付命令を発出するよう公表があったことを受けたもの。これとは別に、旧経営陣の不正経理の監査費用や調査費用なども発生しており、業績への影響が判明次第、業績予想を開示する予定。
会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138