ドワンゴ、第1四半期の営業益予想を150%上方修正…「ニコニコ動画」好調や経費削減で

ドワンゴ<3715>は、本日(2月2日)、第1四半期(10-12月期)の連結業績予想を上方修正し、売上高を90億円から91億3000万円に、営業利益予想を2億円から5億円に引き上げた。当初、増収・減益見通しとしていたが、一転して増収・増益で着地することになった。 「ニコニコ動画」のプレミアム会員収入や広告収入、ポイント収入が堅調に推移したことに加え、経費が想定を下回ったことが主な要因。経費については、広告宣伝費の一部期ズレや、ゲーム事業での広告宣伝費や外注費の削減、「ニコニコ動画」に係る費用の一部期ズレ、「ニコニコ生放送」の番組制作費が減少したとのこと。 なお、同社の発表した第1四半期の業績予想は、売上高91億3000万円(前回予想90億円)、営業利益5億円(同2億円)、経常利益5億1000万円(同2億円)、四半期純利益3億3000万円(同1億6000万円)だった。修正率は、売上高1.4%増、営業利益150.0%増、経常利益155.0%増、四半期純利益106.3%増となる。