エイチアイが新しい3D描画システムを開発したとの報道がありました。立体視コンテンツの開発が非常に容易になるものだそうです。
■エイチアイ、新しい3D描画システムを開発 立体視ゲーム開発に
11月30日付けの日経産業新聞は、エイチアイ<3846>が、ゲーム向けなどに立体視に対応した新しい3次元(3D)の描画システムを開発した、と報じています。報道によれば、新しい描画システムでは、一組の3Dグラフィックスデータから、立体視に必要な左目用、右目用の画像をそれぞれ自動的に描画することができる、とのことです。
従来の3Dコンテンツの開発は、コンテンツ開発の作業に加えて、左目用、右目用それぞれの画像作成や、複雑な立体視の設定などの作業が必要で、専門的なノウハウと手間、コストが必要でした。効率的に立体視のコンテンツを開発できるシステムとして、ゲームなどの開発者向けに提供していく、としています。
■サイバーエージェント、米国にスマートフォン向けアプリ開発会社を設立
11月30日付けの日経産業新聞は、サイバーエージェント<4751>が12月1日、米国にスマートフォン向けアプリの開発子会社サイバーエージェント・アメリカを設立する、と報じています。報道によれば、成長する海外市場向けの開発力を強化し、需要を開拓するのが狙い。当初は「レストランゲーム」や「パズルゲーム」など日本語で提供しているパソコン用のアプリをスマートフォンに対応させていくそうです。第1弾アプリは、2011年春をメドに投入し、年内に8種に拡充するとのこと。同社は、ネット広告事業に続く収益源として、コンテンツなどネットメディア事業の拡大に注力しており、今回の施策はその一環のようです。