日本アジア投資、第3四半期はIPO市場低迷で11億円の営業赤字に転落

日本アジア投資(JAIC)<8518>は、第3四半期業績を発表し、営業収益が前年同期比30%減の56億円、営業損益が11億円の赤字となったと発表した。IPOや株式市場の低迷に伴い、営業投資有価証券の売却が低迷したほか、投資損失引当金繰入額が120%増となったことが響いたようだ。 同社の発表した第3四半期累計(4-12月期)の連結は、営業収益56億円(前年同期比30.0%減)、営業損益11億1300万円の赤字(前年同期8億7500万円の黒字)、経常損益15億7300万円の赤字(同700万円の黒字)、四半期純損益17億0600万円の赤字(同6億4100万円の赤字)だった。2012年3月通期の予想は開示されていない。