タカラトミー<7867>は、本日(2月7日)、2012年3月期の業績予想を下方修正し、経常利益を14%、当期純利益48%引き下げた。
同社では、欧州や北米の長引く不況の影響で玩具販売が伸び悩んだことや、タイでの洪水により一部商品の供給に影響が出たことに加え、販売促進のための広告宣伝費を増やしたため、としている。またタイの洪水被害に係る固定資産除却やたな卸資産評価減、一時的な海外拠点再編費用なども特別損失として計上する見通し。
同社の発表した業績予想は、売上高710億円(前回予想715億円)、営業利益83億円(同88億円)、経常利益78億円(同88億円)、当期純利益39億円(同68億円)とした。従来予想からの修正率は、売上高7.0%減、営業利益14.5%減、経常利益15.9%減、当期純利益48.4%減となった。