ガーラ<4777>は、本日(2月10日)、第3四半期累計(4-12月期)の連結を発表し、売上高33億2700万円(前年同期比2.2%減)、営業損益1900万円の赤字(前年同期300万円の赤字)、経常利益3200万円(同1700万円の赤字)、四半期純損益2億4200万円の赤字(同3億0700万円の赤字)だった。
日本と韓国のオンラインゲーム事業の売上高が堅調したことが主な要因だったものの、為替差益が発生したため、経常損益は黒字となった。また四半期純損益の赤字については、減損損失と持分法変動損失を特別損失として計上したため。
地域セグメント別の状況は以下のとおり。
■日本は、売上高5億8600万円(同20.8%減)、セグメント損失2億1400万円の赤字(同1億7000万円の赤字)だった。「IL」の正式サービスを開始したものの、コンテンツ不足や不具合などにより売上高が伸び悩んだ。
■米州は、売上高8億8800万円(同8.7%増)、セグメント利益5200万円(同900万円の赤字)だった。米国と南米子会社のオンラインゲームの売上が伸びたほか、販管費の削減も寄与した。
■欧州は、売上高16億3800万円(同6.4%増)、セグメント利益1億7700万円(同17.0%減)だった。各タイトルのプロモーション活動を強化したことが奏功した。
■韓国は、売上高7億6400万円(同15.0%減)、セグメント損益5200万円の赤字(同2200万円の黒字)だった。「IL」の商業化をタイや日本で新たに開始したものの、ゲームの不具合やコンテンツ不足により休止となりロイヤリティ収入が伸びなかった。
■2012年3月期の見通し
2012年3月期は、売上高45億8800万円(前期比0.6%増)、営業利益1億0800万円(同161.5%増)、経常利益1億4400万円(前期300万円)、当期純損益1億7000万円の赤字(同2億7100万円の赤字)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ガーラ
- 設立
- 1993年9月
- 代表者
- 代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高14億9700万円、営業損益2億9600万円の赤字、経常損益2億6200万円の赤字、最終損益2億3000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4777