グリー<3632>は、人気ソーシャルゲーム『探検ドリランド』で通常の想定数を超えたゲーム内アイテムの取得と交換(トレード)行為が確認された、と発表した。
これは2月19日頃から『探検ドリランド』内でトレード機能を使用した「レアカード」の複製行為とのことで、トレード機能を停止するとともに、全てのユーザーにその旨を告知したとのこと。その他の機能については従来どおり利用できる。
グリーでは現在、原因究明を行っており、詳細が判明次第、改めて告知する予定。ゲームの公平性を保つため、禁止行為が確認されたユーザーには、アカウント停止を含めた対応をする可能性がある、としている。
PCオンラインゲームでも不具合を利用したアイテムやゲーム内通貨の複製行為がみられ、アカウントの停止処分などが行われているが、今回は規模の大きいだけでなく、ネットオークションを利用した大規模なRMTがあったとも伝えられている。
なお、このニュースを受けて、カードバトルゲームを提供しているソーシャルゲームプロバイダーの中には、自社で運営するタイトルの不具合検証を行うなどの対策をとっているところもあるようだ。
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632