早稲田大学発のベンチャー企業が2D映像を3Dに変換するサービスを開始した、との報道がありました。
■早大初VB、2D映像を3Dに変換するサービスを開始
12月1日付けの日経産業新聞は、早稲田大学発ITベンチャーのクオリティエクスペリエンスデザインは、2D映像を携帯電話やテレビなどの大きさに合わせて、3Dに変換するサービスを開始した、と報じています。報道によれば、画面サイズに合わせて立体感を補正し、それぞれの機器向けに最適な3D映像にする、とのことです。想定する顧客は、映像関連会社やゲーム会社などで、年間50件程度の受注を目指す、としています。
■2010年新規上場は底打ちも依然として低水準
12月1日付けの日本経済新聞朝刊は、2010年の国内株式市場への上場企業数が4年ぶりに前年を上回ることになったものの、絶対数は依然、低水準にとどまっている、と報じています。低迷の要因としてあげられるのは、新興・中小企業の業績の伸び悩みです。新興企業は、大企業と異なり、内需型が多いため、外需の恩恵を受けにくい点があるそうです。また、ウノウやクーポッドなどのように、時間のかかる新規上場よりは大手企業の傘下入りで資金確保を選ぶケースも出てきた、とのこと。資金面だけでなく、ゲームのテスト方法などのノウハウの入手といったメリットもあったようです。
■ビルコム、販促用ソーシャルゲームのサービスを開始 企画・開発からPRまで一括
12月1日付けの日経MJは、マーケティング支援のビルコムが、急速に利用の広がるソーシャルゲームを使った販促サービスを開始した、と報じています。ゲームの企画から開発、PRまでを一貫して請け負う、とのこと。配信したゲームを使って消費者の企業への関心を高めて販促に生かすそうです。すでにJ・フロントリテイリングは、同社のサービスを活用しているそうです。ビルコムは、年間10件の受注を目指す、としています。