三菱UFJモルガン、ミクシィの業績予想を上方修正…mixiゲーム好調でARPU増額

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、3月9日付のミクシィ<2121>のレポートで、レーティング「Outperform」の継続とする一方、目標株価を34万7000円から31万3000円に引き下げた。 同証券では、2012年3月期の営業利益予想を22億5400万円から22億0300万円に減額したものの、2013年3月期を31億9200万円から47億2300万円、2014年3月期を33億1600万円から57億8400万円に増額修正を行った。 広告収益の見通しを減額する一方、mixiゲームのレベニューシェアを20％から30％に引き上げや、mixiゲームの課金流通総額の伸びを勘案したとのこと。2011年12月は13億円超と推定し、2012年1月はさらに上回るなど好調だった。 mixiアプリのARPU予想についても、2012年3月期を1750円から2200円に、2013年3月期を2150円から3000円に、2014年3月期を2350円から3400円にそれぞれ上方修正した。 なお、RMTに関して、ミクシィはプラットフォーマーのため規約はないが、各SAPに規約に明記し、監視するよう要請しているとのこと。同証券では、オークションサイトで取引が活発化した場合、ゲームの配信停止措置もありうると見ているという。