DeNA、「渋谷ヒカリエ」に本社移転…フリーランチや住宅補助など福利厚生制度も導入

ディー・エヌ・エー（DeNA）<2432>は、事業の拡大に伴う従業員の増加への対応と採用活動を推進するため、本日（4月16日）より本社を渋谷駅直結の高層複合施設「渋谷ヒカリエ」に移転するとともに、新たな福利厚生制度を導入した、と発表した。4月26日予定の「渋谷ヒカリエ」の開業に先がけ、21階から26階の合計6フロアで業務を開始している。 新オフィスは、「社員がつながる アイデア創出型オフィス」がコンセプトで、全フロアで開放感をイメージした高さのあるスケルトン天井とオリジナルのLED照明を設置した。間仕切りを少なくし、遠くまで見渡せることや声を掛け合うことが気軽にできるオープンな空間にした。執務室には壁面ホワイトボードとハイテーブルを多数設置し、思い立ったときにすぐに打合せをすることができる。     もうひとつの目玉は、全130席のカフェテリアだ。100インチのプロジェクタが設置されゲームや野球中継が大勢で楽しめるだけでなく、カフェでは併設された厨房から焼きたてのパンや淹れたてのコーヒーが提供される。ランチタイムには、ビュッフェ形式とランチボックス形式の2種類の食事が提供される。5月末からは“フリーランチ”として、毎営業日、全従業員に無料で昼食を提供する予定。     このほか、世界展開に合わせてリアルタイムに海外と繋がる会議システムの増強や、本社勤務の社員に内線電話を兼ねたスマートフォンの配布、1席ごとに間仕切りが設けられたスペース「Study Room」も設置する。4月からは、近隣に住んでいる社員に対して毎月3万円の“家賃補助”を支給する制度を導入したという。