デジタルガレージ、ファッション分野のO2Oビジネスを手がける米Snapetteと資本業務提携
デジタルガレージ<4819>は、ファッションアイテムの共有と店舗誘導を行う「オンライン・ツー・オフライン(O2O)」ビジネスを手がける「Snapette社」と資本業務提携を行った。デジタルガレージの全額出資子会社DGインキュベーションがSnapette社に出資するともに、日本市場におけるSnapette社の事業を支援する。
Snapette社は、靴やバッグ、アクセサリーなどのファッションアイテムの写真をユーザー同士がインターネットで共有するサービス「Snapette」を通じて、販売する実店舗への誘導と商品の購買を促すビジネスを展開。米国の有力投資家のDavid McClure氏が率いる「500 Startups」の起業家育成プログラムを経て、2011年8月にサービスを開始した。
サービスは、iPhone/iPod touch/iPadのアプリとして利用できる。現在商品を投稿しているユーザーの居住地は130カ国に及ぶ。米有名ブランドを手がける著名デザイナーやブロガーなどのファッションリーダーも利用しており、こうしたユーザーの投稿をフォローすることで、最先端のブランドやスタイルが世界のどこにいても把握できる。
デジタルガレージによれば、米国ではソーシャルメディアなどを通じて実店舗での購買につなぐO2Oビジネスは、スマートフォンの普及が追い風となり、米国市場を中心に大きな潮流になっているという。デジタルガレージでは、Snapette社の日本語版アプリの開発支援や販売店や日本在住のファッションリーダーの登録サポート、ブランドキャンペーンを含むマーケティング活動を通じ、Snapetteの普及に取り組む。現在、SnapetteのAndroid版も開発中とのこと。
© 2011 Snapette Inc.