アクセルマーク<3624>は、本日(5月7日)、第2四半期の連結決算を発表し、売上高が前年同期比2.9倍の19億0800万円、営業利益が同5.4倍の1億5800万円、経常利益が同5.8倍の1億5900万円、四半期純利益が同5.7倍の1億3300万円だった。前年同期は単体での決算だったため、比較についてはあくまで参考値になるので注意してほしい。
同社では、エフルートと合併し、ソーシャルゲーム事業の拡大に向けた体制構築を進めており、既存のソーシャルゲームと新作ソーシャルゲームが好調に推移した結果、大幅な増収・増益になった、としている。セグメント別の状況は以下のとおり。
■ソーシャルゲーム事業は、売上高6億6700万円、セグメント利益は1億3100万円だった。「Mobage」で展開するソーシャルゲームの売上が順調に推移した。主力タイトル「キングダムクロニクル」が2011年10月に月次売上高5000万円以上を達成した後も引き続き売上が拡大している。「王様ゲーム」も登録数50万人を突破し、新作「アドベンチャークロニクル」も開始からわずか2週間後に登録者数10万人を突破した。
■コンテンツ事業は、売上高8億1000万円、セグメント利益1億2000万円だった。フィーチャフォン向けコンテンツの売上が伸び悩む中、事業運営体制効率化と不採算コンテンツの整理を進めた。一方、スマートフォン対応も強化した。
■広告事業は、売上高4億4100万円、セグメント利益500万円だった。フィーチャフォン向けを中心とした広告ネットワーク事業を主力サービスとして展開し、広告主からの継続的な受注を獲得した。さらにインドネシア、マレーシア、ベトナム等東南アジア各国を中心として、モバイル向けリングバックトーンの検索サービス提供の準備を進めた。
■第3四半期の業績見通し
第3四半期(10月-6月気)の業績予想は、売上高30億0800万円、営業利益2億2100万円、経常利益2億2100万円、四半期純利益1億5600万円を見込む。
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624