リンクとエーティーワークスは、ソーシャルアプリ向け専用サーバパッケージ「at+linkアプリプラットフォーム」のオプションサービスとして、memcached互換キャッシュサーバー機能を3月7日より提供する。
ソーシャルアプリの多くは、データの一部をサーバのメモリ上にキャッシュすることで大容量のデータを高速で処理しているが、今回のオプションでは、ソーシャルアプリ事業者に容量無制限ですぐに使えるだけでなく、メンテナンスフリーで運用できるキャッシュサーバ機能を提供する、としている。
同社によれば、従来、キャッシュ機能を有効に使うためには、キャッシュ専用のサーバを準備する必要があったが、KVSのチューニングに時間や手間がかかってしまったり、利用できるメモリ領域が思うように増やせなかったりなど、実際の利用時の負担は少なくなかったという。
なお、利用料金は、初期費用0円。1GBならば無償で利用できる。ただ、容量を追加する場合は、2GBで630円/日、4GBで1260円/日、6GBで2100円/日、8GBで2835円/日などとなっている。
今後は、ログサーバ機能、画像サーバ機能の追加も予定している。
サービスURL: http://www.at-link.ad.jp/appli_platform/