コナミ<9766>は、5月10日に2012年3月期の連結決算(米国会計基準)を発表したが、ソーシャルゲームを中心とする「SNS」の売上高は前期比2.3倍となる367億円となった。デジタルエンタテイメント事業の売上高(1404億円)に占める割合は、前期の11.8%から26.1%に上昇しており、同社のソーシャルゲームの占める比率が着実に上がっている。
主力の「ドラゴンコレクション」や「戦国コレクション」がそれぞれ会員数が600万人、300万人を突破するなど収益に寄与したほか、「クローズ×WORST~最強伝説~」や「スター・ウォーズ コレクション」、「プロ野球ドリームナイン」の売り上げも好調だったようだ。
次に四半期別に見ると、2012年1-3月期の売上高は、前四半期(2011年10-12月期)比で6.3%増の102億円と100億円の大台乗せとなった。四半期ごとの売上の推移を示したのが以下のグラフとなる。この水準になると、以前のような売上の急成長は難しいのかもしれないが、それでも安定した売上の伸びを見せている。
©2012 KONAMI
会社情報
- 会社名
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 設立
- 2006年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 東尾 公彦/代表取締役社長 早川 英樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1940億1100万円、営業利益336億4700万円、経常利益348億9300万円、最終利益278億2800万円(2023年3月期)