葵プロモーション<9607>は、本日(5月17日)、2012年3月期の連結決算を発表し、売上高216億7100万円(前期比35.5%増)、営業利益14億9900万円(同1.4%増)、経常利益14億5400万円(同52.9%増)、当期純利益6億7400万円(同86.9%増)だった。
同社では、主力の広告制作事業でテレビCMの映像制作関連の売り上げが好調に推移したため、としている。このほか、スマートフォンアプリの開発やソーシャルゲームの企画・運営なども行ったほか、アジアに進出した現地企業向けの制作ニーズに対応するための現地法人も開設した、としている。
■2013年3月期の見通し
2013年3月期は、売上高230億万円(前期比6.1%増)、営業利益17億3000万円(同15.4%増)、経常利益16億8000万円(同15.5%増)、当期純利益7億円(同3.8%増)を見込む。
テレビを中心に回復基調を維持すると想定し、主力である広告制作事業は引き続き堅調に推移する見通し。また、写真スタジオ事業とメディア関連事業の業績も収益が改善する見通し。