パソナ、2月の転職市場の動向を発表-有効求人倍率0.81倍とゆるやかな回復傾向

パソナは、3月7日、人材紹介サービスを利用して転職を希望する登録者数を元に集計した『2011年2月版転職市場レポート』をまとめた。 発表によれば、有効求人倍率は、前月比0.06ポイント上昇の0.81倍、前年同月比0.43倍に比べると0.38ポイントの上昇だったととのこと。パソナでは、「ゆるやかな回復傾向」にある、としている。昨年5月以降、毎月増加しており、転職市場全体として2008年7月次と同水準まで回復している、と指摘している。 業種別の求人動向は、ソフトウェア・通信が前月比0.07ポイント上昇の0.77倍。職種別の平均年収は、システムコンサル・上級SEが675.8万円(平均年齢33.3歳)、プロジェクトマネージャー・リーダー660.1万円(同36.9歳)、企画・マーケティング620万円(同31.7歳)の順に高かった。 また、ネット広告・WEB製作・ネットリサーチを含むインターネット全般の有効求人倍率は同0.09ポイント上昇の1.77倍。職種別の平均年収は、プロジェクトマネージャー・リーダーが640.0万円(30.7歳)、事業企画536万円(同31.7歳)、コンテンツ企画532.7万円(同32.3歳)の順に高かった。   パソナキャリア: http://www.pasonacareer.jp/