ビットアイル<3811>は、2012年7月期の第3四半期(8-4月期)決算について、売上高が前年同期比24.8%増の108億4300万円、営業利益が同38.8%増の20億8000万円、経常利益が同44.9%増の18億5700万円、四半期純利益が同44.3%増の10億2500万円だった、と発表した。
同社では、iDCサービス、マネージドサービスが順調に推移したため、としている。iDCサービスの販売を進め、データセンターの稼動率を高めるとともに、レンタルやクラウドサービスを中心としたマネージドサービスの収益も拡大したとのこと。
セグメント別の状況は以下のとおり。
■iDCサービスは、売上高が前年同期比21.7%増の77億3900万円だった。稼動ラック数は前年同期比23.2%増の4362ラックとなり、売上高、顧客数ともに着実な積み上げを達成した。
■マネージドサービスは、売上高が同43.8%増の23億3600万円だった。クラウドサービスの強化を行ったことに加え、レンタルサービスの販売も増加した。
■ソリューションサービスは、売上高が同9.4%増の7億6700万円だった。ビットサーフのグループ外向け人材サービス提供が引き続き好調だった。
■2012年7月期の見通し
2012年7月期は、売上高が前期比25.5%増の150億円、営業利益が同37.8%増の28億円、経常利益が同44.3%増の25億円、当期純利益が同43.8%増の13億円を見込む。