DeNA、スマートフォンの世界展開を開始 iPhoneとAndroid同時開発可能なゲームエンジンも提供

 ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、12月15日、全世界に向けたスマートフォンの展開を開始した、と発表しました。

 

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 まず、日本国内での展開として、12月15日より、iPhoneとAndroid搭載端末に対応したスマートフォン向けゲームプラットフォーム「モバゲータウン for Smartphone(http://mbga.jp)」のブラウザ版で開始する、としています。「怪盗ロワイヤル」などを遊べるようにし、その後、2011年4月からゲームディベロッパーのゲームを含めたアプリケーションの提供を開始する予定。

 さらに海外展開については、DeNAの子会社であるngmocoの有するゲームプラットフォーム「plus+ Network」の名称を変更し、海外統一ブランド「mobage(モバゲー)」としてサービスを開始します。

 なお、かねてより発表のあったゲーム開発エンジン「ngCore(エヌジーコア)」については、まず、コーエーテクモゲームスやハドソンなど国内外50社の先行開発パートナーに提供し、その後、4月を目処に一般のパートナーにも開放するそうです。DeNAによれば、このゲームエンジンを使うことで、iPhoneとAndroid向けゲームを同時に開発できるだけでなく、世界展開も容易になる、とのこと。さらに現在、810本以上あるモバゲータウンのゲームには2011年3月より、スマートフォン対応プログラムが提供されます。

 DeNAでは、PCや携帯、スマートフォンなど様々な情報端末に対応するとともに、言語圏や国境を越えたプラットフォーム展開を行っています。「モバゲータウン for Smartphone」と「mobage」を、「モバゲータウン」に並ぶサービスに育て、国内外でNo.1プラットフォームを構築していく、としています。

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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