世界最大手のスマートフォン向けリワード広告ネットワークを運営するTapjoyは、本日(8月1日)、韓国最大の通信企業SK Telecomの関連会社SK Planetと、モバイル広告分野で戦略的提携を行うことを明らかにした。
今回の提携により、韓国のアプリディベロッパーは、Tapjoyが世界展開するプラットフォームを基盤に、さらに多くの海外ユーザーにサービスが提供できるようになる。Tapjoyのリワード広告プラットフォームは、優れたマーケティング用ツールとしてアプリケーションの認知度を高める一方、収益源の拡大を望むディベロッパーにとって大きな土台となるとしている。
また、Tapjoyは、韓国有数のオープンマーケット型アップストアのひとつであり、1500万人を超える会員と30万件を超えるコンテンツを持つSK Planetの「T Store」を通じてグローバルな展開をさらに拡大していく。
また、この一環として、両社は、共同のマーケティング販促活動も実施する。T Storeから選ばれたアプリにマーケティング資金が提供され、、Tapjoyのプラットフォームを通じてアプリのグローバル展開が支援される。
■TapjoyのCEO Mihir Shah氏のコメント
「T Storeとの連携で初のグローバル広告プラットフォームとして展開できることを喜ばしく思います。今回のタップジョイとSK Planetとの提携により、提供する商品の多様性を拡大し、さらに大きな成功の機会をディベロッパーの皆さまにご提供すると共に、ユーザーエクスペリエンスを高められるものと期待しています。」
■SK Planet T Storeの副社長ジョン M. パク氏のコメント
「韓国のスマートフォンを利用する人々が全人口の半数を超えた現在、モバイル エクスペリエンスは変化し、複数の機器や国境を越えてコンテンツが共有されるようになっています。今回の提携を通じて、さらにグローバルな規模で顧客層を拡大できると期待しています。」