IMJ、MBOを実施し非上場会社へ…1株あたり2万8500円で公開買付

アイ・エム・ジェイ(IMJ)<4305>は、本日(8月14日)、経営陣による公開買付(MBO)を実施し、非上場会社になることを明らかにした。 今回買い付けるのは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の代表取締役社長の増田宗昭氏やIMJ代表取締役社長の櫻井徹氏、IMJ取締役の竹内真二氏、久田祐通氏、加藤圭介氏らが所有するビー・ホールディングス。買付価格は2万8500円で、買付総額は約37億円となる。買い付け期間は、8月15日から10月10日までの39営業日。 8月14日終値は1万7150円で、買付価格はこれを66%上回る。買付予定数の下限は8万6698株で、上限は設けられていないが、下限を下回る場合はMBOは行われない。すでに5万2137株を持つ第2位株主の博報堂からは応募する旨の合意を得ている一方、CCCとの間は、今回の買付に応募しない旨の合意を得ているとのこと。 なお、IMJでは、スマートフォンやタブレット端末など多様化するデバイスやソーシャルメディアへの対応などが不十分であり、非中核事業の売却や分割子会社化、コスト削減、人事制度の抜本的な改革、新規事業の立ち上げなど抜本的な経営改革が必要とされるものの、上場を維持したまま実行すると株主にマイナスの影響を生じさせるため、としている。