ヒューベースiと台湾General Mobile、国内フィーチャフォン向けコンテンツの新興国配信で提携
ヒューベースiは、新興国向けモバイルコンテンツ配信を手掛ける台湾のGeneral Mobile Corporationと業務提携を行うことを明らかにした。この業務提携では、ヒューベースiが日本国内のフィーチャーフォン向けに開発されたモバイルコンテンツを新興国の端末仕様に合わせてコンバートし、General Mobile Corporationが各国で配信する。
これにより、国内コンテンツプロバイダーやライセンサーは、コンテンツの仕様変更や配信先との交渉に手間をかけることなく、海外で人気のある日本のアニメ・キャラクターを使った既存モバイルコンテンツをリサイクルし、今後大きな成長が見込まれる新興国に向けて一括で簡単に輸出することができる。
ヒューベースiによれば、新興国ではプリペイド契約が多くユーザー1人当たりが支払う通信料が低額な新興国では、端末販売に補助金をつけられないため、高額なスマートフォンを購入できる層は限られ、約30~60USドルで購入できるフィーチャーフォンが広く普及しているとのこと。中にはスマートフォンと同様のアップストアに対応した「スマートフィーチャーフォン」も増えてきているという。
さらに第2世代~第2.5世代の通信環境が主流で、先進国で普及するスマートフォン向け大容量コンテンツの配信はまだ難しく、今まで日本でフィーチャーフォン向けに流通してきた、より小さいモバイルコンテンツが適している、としている。