ファンコミュニケーションズ、第3四半期は2ケタ増収増益…NENDやアフィリエイトサービス好調で

ファンコミュニケーションズ<2461>は、本日(11月8日)、第3四半期(1~9月期)の連結決算を発表し、売上高102億9800万円(前年同期比31.6%増)、営業利益15億6300万円(同18.1%増)、経常利益16億0500万円(同16.7%増)、当期純利益12億3900万円(同57.0%増)だった。 主力のPCとモバイル向けアフィリエイトサービスが伸びた。特に「モバハチネット」と「NEND(ネンド)」を中心とするモバイルの伸びが目立った。     主要なセグメントの状況は以下のとおり。 ■パソコン向けアフィリエイト事業は、売上高61億1000万円(同16.1%増)、営業利益16億2700万円(同13.0%増)だった。PC向けアフィリエイト広告サービス「エーハチネット」において、各種キャンペーンや広告主に向けて費用対効果を高めるコンサルティング活動を強化したことが奏功した。利用広告主数が2262社、参加メディア数が130万0197サイトとなった。 ■モバイル向けアフィリエイト広告サービスは、売上高34億1600万円(同61.8%増)、営業利益5億2300万円(同47.9%増)だった。モバイル向けアフィリエイト広告サービス「モバハチネット」とスマートフォン向け広告サービス「ネンド」などを提供しており、ネンドの売上が順調に推移した。「モバハチネット」と「ネンド」の利用広告主数は合計1289社、参加メディア数は21万9475サイトとなった。   ■2012年12月期の見通し 2012年12月期は、売上高127億8100万円(前期比20.7%増)、営業利益18億0100万円(同4.6%増)、経常利益18億5500万円(同3.7%増)、当期純利益13億8900万円(同41.0%増)を見込む。第3四半期までの累計での進捗率は、売上高が80.5%、営業利益86.7%、経常利益86.5%、純利益89.2%となっている。