2010年8月から開始した当サイトだが、アクセスの多かった記事は以下のようになった。
第1位は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、「ソーシャルゲームの正体を探る」と題するレポートを発行となった。ソーシャルゲーム業界に的を絞った力の入ったレポートだった。ソーシャルゲームについて、手際よくまとめられており、読み応えのある内容だったかと思う。
第2位は、「VCE」で有名なコミュニティーエンジンが解散【追記あり】。オンラインゲーム業界では、新作タイトルに占める「国産タイトル」が減っていることを考えると、厳しい状況だったのかもしれない。春先に解散するのしないのという程度の噂は聞いてはいたが…。
第3位は、Klab、Flash生成速度を15倍-100倍以上にする超高速Flash生成エンジン『Flamixer』の提供開始だった。Flashの生成速度が従来比で15-100倍になることが注目を集めたようだ。
第4位は、12月でサービスを終了するmixiアプリ(12月2日現在)だった。ソーシャルアプリの終了パターンは、(1)ユーザーを集めきれないで終わるタイトルと、(2)ユーザーを集めるのに成功したものの、ゲームデザイン上、課金アイテムの設定に失敗してインフラコストばかりかかって不採算に陥る、に分かれる印象がある
第5位は、トーセの決算短信は読み応え十分。業界環境に関する記述は、詳細でかつ良くまとまっている。上場企業でも、ここまで懇切丁寧に書いている会社はなかなかないので、他の上場企業もぜひトーセを見習ってもらいたい。カプコンのIRページの充実ぶりもまたすごいものがあるが。