アドウェイズ<2489>は、スマートフォンアプリデベロッパー向けに、無料でアプリのプロモーションができるクロスプロモーションネットワーク『ShotApp』の提供を開始した。
『ShotApp』は、アプリのプロモーションとマネタイズ、自社広告を支援するサービス。アドウェイズでは、これまで「AppDriver」を通じてソーシャルゲームや課金機能を設けているアプリの収益化・集客の支援を行なってきたが、新サービスは、カジュアルゲームや課金機能を設けていないアプリにも対応している。
■クロスプロモーション
クロスプロモーションについては、アプリ同士で広告枠を交換し合い、無料でプロモーションを実施することができる。「ShotApp」専用SDKを導入してアプリ紹介ウォールを設置すると、そのウォールの表示回数に応じて、「ShotApp」ネットワーク内のほかのアプリで広告が表示される。表示回数が多くなればなるほど、ほかのアプリ内での露出も増える。これにより、広告予算を割くことが難しいアプリデベロッパーでも、無料でユーザーを集客することができる。
■マネタイズ支援
また、マネタイズの支援については、「ShotApp」がCPI(インストール課金)で広告収益の一部を掲載料としてディベロッパーに支払う。アプリデベロッパーは、掲載された広告経由で発生したユーザーのダウンロード数に応じて収益を得られる。また、配信される広告は、eCPM(広告表示1000回ごとの収益評価額)を基準としたロジックで配信され、報酬が発生しやすい広告が優先的に配信される。
■自社広告
また、自社広告機能も提供している。複数のアプリを配信しているアプリデベロッパー向けに、簡単な設定で自社アプリ間の相互送客を行うことができるようにする。「ShotApp」が提供するアプリ紹介ウォール内に、同一アプリデベロッパーのアプリのみが掲載される自社広告枠も用意されており、アプリデベロッパーが抱えているユーザーを相互に送客することができるという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アドウェイズ
- 設立
- 2001年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 山田 翔
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2489