アドウェイズ<2489>は、中国の100%子会社の愛徳威広告(アドウェイズチャイナ)を通じて、中国での事業展開を加速している。アドウェイズチャイナは、中国最大級のSNS「新浪微博」などを運営する新浪(シナ・コーポレーション)と公式アプリ開発パートナーとして提携するとともに、騰訊控股(テンセント)ともソーシャル広告代理パートナーに認定されたことを明らかにした。
■日系として唯一、新浪の公式アプリ開発パートナーに
アドウェイズチャイナは、2010年より「新浪微博」を活用したマーケティングサービスを顧客に提供してきたが、2年半の実績が評価され、シナ・コーポレーションが提携した公式アプリ開発パートナー約30社のうち、唯一の日系企業として認定されたとのこと。これにより、「新浪微博」が提供するアプリマーケットにリリースすることも可能となり、より多彩なプロモーション手段とユーザーデータを活用できる。
■テンセント初のソーシャル広告代理パートナー
また、テンセントのソーシャル広告代理パートナーについては、テンセントのプラットフォームで初の広告代理パートナーに認定されたという。プラットフォームは現在、年間1000万人民元以上を出稿する広告主のみに開放されており、アドウェイズチャイナは、広告代理パートナーとして、テンセントの顧客に対してソーシャルマーケティングを全面的に提供していく。
なお、テンセントが運営するソーシャルメディアにはテンセントウェイボー、Q-ZONE、朋友網などがあり、いずれも中国最大級となる。テンセントは、今回の提携を通して、抱える顧客のソーシャルマーケティングを強化し、さらに総合的にサービスを提供していく考え。またアドウェイズチャイナは、テンセントの膨大なユーザーを体系的に分析し、より精度の高いマーケティングサービスを提供していく。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アドウェイズ
- 設立
- 2001年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 山田 翔
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2489