本日東証マザーズに新規上場したenish<3667>株式は、買い気配で始まり、気配値を切り上げる展開となった。午前中は、公開価格800円を560円上回る1360円買い気配で終えた。売り注文35万4400株に対して買い注文が119万5800株となっており、差し引き84万1400株の買い超過だった。
IPO市場でソーシャルゲーム関連の企業は人気にやっていることに加え、新規上場時の公募・売出の規模も小さく、需給面での懸念が乏しいこともあって、個人投資家を中心に買いが集まりやすくなっているようである。
なお、前場終了時点の気配値1360円で時価総額を弾くと、約33億円となる。比較対象としてソーシャルゲーム関連会社をみていくと、ドリコム<3793>が時価総額95億円、クルーズ<2138>が119億円、KLab<3656>が154億円、ボルテージ<3639>が45億円、エイチーム<3662>が299億円などとなっている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667