本日上場のコロプラが買い気配で始まる…知名度や成長期待から人気集める

本日東証マザーズに新規上場したコロプラ<3668>株式は、朝方から買い気配で始まり、徐々に気配値を切り上げている。9時50分現在の気配値は、公開価格3000円を900円上回る3900円。買い81万株、売り33万株で、差し引き48万株の買い超過となっている。

同社は、位置情報ゲームのプラットフォーム「コロプラ」の運営を行なっているほか、スマートフォン向けソーシャルゲーム「秘宝探偵キャリー」や「プロ野球PRIDE」、「恐竜ドミニオン」なども提供し、そのダウンロード数は累計1400万件を超える(関連記事:新規上場企業の紹介…コロプラ(東証マザーズ・3668))。

業績面では、2012年9月期はスマートフォンアプリの収益が貢献し、売上高50億7100万円(前期比122%増)、経常利益14億9900万円(同163%増)、当期純利益7億7800万円(同175%増)だった。2013年9月期は、売上高99億9200万円(前期比97%増)、経常利益22億9100万円(同52.8%増)、当期純利益12億6000万円(同61.9%増)と引き続き大幅な増収増益を見込む。

なお、上場に際しての公開株式数は、公募株式数78万株、売出54万株、オーバーロットメントによる追加売出13万2000株の合計145万2000株だった。高い知名度を誇るベンチャー企業でもあることから人気になっていることに加え、今後の成長を期待した買いも入っているようである。

ちなみに、気配値で弾いた時価総額は307億円。ドリコム<3793>が時価総額99億円、クルーズ<2138>が116億円、KLab<3656>が153億円、ボルテージ<3639>が45億円、エイチーム<3662>が318億円、モブキャスト<3664>が133億円、enish<3667>が60億円などとなっている。

株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
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