デジタルガレージ<4819>は、子会社CGMマーケティングがスマートフォン向け広告技術を手がけ、デジタルガレージが出資している米Kiip社と業務提携を行い、日本国内における独占販売代理権を獲得したとい発表した。
Kiip社は、スマートフォンのユーザーがゲームやその他のアプリを起動中、ゲームのステージをクリアする、ハイスコアを出すなど、アプリ側で規定した目標値に到達した際、広告主からユーザーへのサプライズプレゼントとして、クーポンやサンプル、プレミアムコンテンツなどを配信する広告プラットフォームを展開している。
まず、スマートフォン向けの広告プラットフォームの国内導入の第一弾として、12月中旬より、ロイヤリティマーケティングの「Ponta」でテストマーケティングを開始する。「Ponta」会員5000万人達成記念クーポンをKiip社のプラットフォームを使い、Kiipを採用しているアプリ内で、ユーザーが取得できる「アチーブメント広告」として配信し、Pontaサービスの利用促進を図る。
CGMマーケティングでは今後、オンラインでの広告を実店舗への集客に結びつけるO2O(Online to Offline)分野での連携も視野に入れながら、Kiipを利用する広告主のさらなる獲得と、Kiipのプラットフォームを導入するアプリの開拓を進めていく。さらにKiip社の日本を含むアジアでの事業展開を本格化していく。