Aiming、中国モバイルゲーム大手の触控と韓国市場向けモバイルゲーム配信で戦略的提携

Aimingは、本日(1月10日)、韓国子会社Aiming Koreaが中国モバイルゲーム大手の触控グループ(Direchtouch Holdings)の100%子会社(Chukong)を引受先とする第三者割当増資を実施し、韓国市場向けのモバイルゲーム配信で戦略的提携を行うと発表した。同時に、2012年12月27日に社名を「A-KONG」と変更したことも明らかにしている。 今回の提携では、日本と中国でそれぞれ高い実績を誇るAimingとChukongがそれぞれモバイルゲームを提供し、A-KONGを通じて、韓国のスマートフォン市場にモバイルゲームを供給する。A-KONGは、いわばパブリッシャーとしての位置づけられている。韓国は、スマートフォンの普及率が60%を超え、スマートフォン向けゲーム市場としても世界トップ3に入る規模にあり、さらなる成長が予想されていることから、両社で良質なモバイルゲームを供給し、韓国市場での収益拡大を目指す。 なお、Aimingは、今回の提携により、日中韓でのスマートフォンゲームの配信体制を構築することができ、自社だけでなく、これからアジア展開を考えている日本国内で開発されたゲームも供給するとのこと。     ちなみに、触控グループは、中国最大モバイルゲーム開発者コミュニティ「CocoaChina」を2008年から運営しているほか、全世界の市場占有率25%を占めているモバイルゲームエンジン「Cocos2d-x」を開発している。「Cocos2ds-x」で自社開発したゲームである「Fishing Joy」は、全世界で累計インストール数が1.5億を超え、「Angry Birds」の記録を破って中華圏最高のゲームとなっている。 また、自社パブリッシングブランドとしての「PunchBox」は、今まで約30社以上のゲームのパブリッシングをてがけており、代表作としてはDisneyの「Swampy」(スワンピーのお風呂パニック!)やネクソン社の「ダンジョン&ファイター」のモバイルバージョン、そしてコナミの「コントラ」などを中華圏市場にサービスしている。