ケイブ、第2四半期は減収・赤字幅拡大…既存ソーシャルゲームの売上減や回収コストの増加で

ケイブ<3760>は、本日(1月11日)、第2四半期(6~11月期)の決算を発表し、売上高11億8000万円(前年同期比9.5%減)、営業損益1億6400万円の赤字(前年同期2100万円の赤字)、経常損益1億3300万円の赤字(同2900万円の赤字)、四半期純損益1億6600万円の赤字(同7400万円の赤字)だった。     同社では、ソーシャルゲームの過密化によるユーザー獲得コストの増加に対応するため、新規ゲームを絞り込む施策を行ってきたが、既存ゲームの新規加入ユーザーの減少により、前年同期に比べ売上高は減少した、としている。 利益面では、既存ソーシャルゲームの「くにつく」を「Mobage」に展開するなど開発費用を抑制した収益基盤強化を行い、収益の改善に努めているが、売上高全体に占めるソーシャルゲームの割合が高まったことに伴う回収費の増加や、本店移転に伴う費用の発生により、営業損失を計上した。 このほか、PC向けオンラインゲーム「真・女神転生IMAGINE」における、有効期限の過ぎたゲーム内専用通貨の消却に伴う前受金消却益3000万円を営業外収益として計上し、本店移転に伴う固定資産除却損2600万円を特別損失に計上した。   ■2013年5月期の見通し 2013年5月期の見通しも発表し、売上高25億円(前期比7.2%減)、営業損益2億円の赤字(前期1億4200万円)、経常損益1億7000万円の赤字(同1億4600万円の赤字)、当期純損益2億1000万円の赤字(同2億7400万円の赤字)を見込む。  
株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
決算期
5月
直近業績
売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
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