バンダイナムコHDの4~12月期決算は営業益400億円で過去最高との報道…ソーシャルゲームと仮面ライダー関連の好調で
1月18日付の日本経済新聞朝刊は、バンダイナムコホールディングス<7832>の2012年4~12月期連結決算で、売上高が前年同期比1割増の3500億円前後、営業利益が同3割増の400億円前後になったようだと報じている。
報道によれば、ソーシャルゲームの好調が続いたほか、玩具もクリスマス商戦で「仮面ライダー」の変身ベルトの販売が伸び、2005年にバンダイとナムコが経営統合して以来、営業利益は4~12月期として過去最高になるとのこと。
ソーシャルゲームの売上高は、前年同期比2倍以上になったという。ヒットタイトルは前期初めの1タイトルから昨年12月時点では8タイトルに増えた。ガンダム関連3タイトルに加え、「ONE PIECE グランドコレクション」や「アイドルマスター シンデレラガールズ」が人気だった。
2013年3月期通期の営業利益予想は前期比16%増の400億円で、2012年4~12月期まででほぼ達成したことになる。例年1~3月は玩具需要の閑散期で大きな利益貢献は見込めないが、2007年3月期の過去最高益422億円を上回る可能性がある、としている。
なお、この報道に対し、バンダイナムコHDでは「弊社グループの平成25年3月期 第3四半期(平成24年4月~12月)の連結業績に関する報道が一部ございましたが、弊社では第3四半期連結業績の発表を行っておりません。 」とコメントしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコエンターテインメント
- 設立
- 1955年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 宇田川 南欧
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2896億5700万円、営業利益442億3600万円、経常利益489億5100万円、最終利益352億5600万円(2023年3月期)