電子情報技術産業協会(JEITA)が1月24日に発表した2012年の国内パソコン出荷台数は、前年比3.7%増の1127万4000台だった。このうちデスクトップが同4.5%減の306万2000台、ノート型が7.2%増の821万2000台となり、ノート型比率は72.8%となった。
発表によれば、法人向けでリプレース需要が年間を通じて堅調に推移したことに加え、個人向けではノート型が好調であったことにより、全体では現行体系となった2007年以降で過去最高の実績になったとのこと。ただし、パソコンの単価下落は続いており、出荷金額は同7.1%減の8090億円だった。このうち、デスクトップが17.3%減の2252億円、ノート型が2.4%減の5838億円だった。
また、2012年12月単月では、前年同月比1.6%減の115万台だった。そのうち、デスクトップが9.1%減の26万9000台、ノート型が0.9%増の88万台で、ノート型の比率は76.6%と過去最高となった。個人向けノートパソコンを中心に回復基調となり、先月の前年割れからほぼ前年同月並みの実績となったという。出荷金額は7.3%減の809億円、うちデスクトップが4.1%減の199億円、ノート型が4.8%減の610億円だった。