GMOインターネット<9449>は、この日(2月6日)、2012年12月期の連結決算を発表し、売上高743億7600万円(前期比20.6%増)、営業利益91億4900万円(同21.6%増)、経常利益91億7500万円(同30.8%増)、当期純利益45億1800万円(同5.4%増)だった。売上、利益ともに過去最高となった。
■WEBインフラ・EC事業は、売上高302億1300万円(同24.0%増)、営業利益42億5400万円(同38.3%増)だった。メイン取得やレンタルサーバー、セキュリティ、決済など各種サービスが好調に推移した。
■インターネットメディア事業は、売上高206億7800万円(同18.3%増)、営業利益20億2600万円(同26.8%増)だった。広告代理事業でリスティング広告が好調に推移した。
■インターネット証券事業は、売上高165億2500万円(同12.0%増)、営業利益44億4000万円(同1.2%増)だった。顧客基盤と取引高の拡大に注力した。新たにFXプライムが連結に加わり、FX取引口座数は39.6万口座となった。
■ソーシャル・スマートフォン関連事業は、売上高28億6000万円(同48.0%増)、営業損益21億2900万円の赤字(前期15億4300万円の赤字)だった。スマートフォンアプリマーケット「Gゲー」については、投資段階にあるため、営業赤字幅が拡大したものの、ユーザー数が9月末段階の1577万人から2462万人に拡大した。マネタイズタイトルを投入し、マネタイズステージに進展しているとのこと。
■インキュベーション事業は、売上高6億0400万円(同3217.8%増)、営業利益3億6700万円(同1億4800万円の赤字)だった。インターネット関連企業への投資、事業拡大への支援、企業価値向上支援を行なっており、保有株式を売却したことで黒字転換に成功した。
■2013年12月期の見通し
2013年12月期は、売上高830億円(前期比11.6%増)、営業利益105億円(同14.8%増)、経常利益105億円(同14.4%増)、当期純利益48億円(同6.2%増)を見込む。
会社情報
- 会社名
- GMOインターネットグループ株式会社
- 設立
- 1991年5月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高2456億9600万円、営業利益437億4600万円、経常利益460億2500万円、最終利益132億900万円(2022年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9449