コロプラ<3668>は、この日(2月7日)、第1四半期(2012年10~12月期)の決算説明会資料を開示し、売上高27億5500万円(前年同期比342.2%増)、営業利益8億6400万円(同504.2%増)、経常利益8億7600万円(同521.3%増)、四半期純利益4億9800万円(同555.3%増)だったことを明らかにした。
前年同期との比較だけでなく、前四半期(QonQ)との比較でも、売上高27.1%増、営業利益37.6%増、経常利益40.4%増、四半期純利益66.6%増と高い収益の伸びを達成した。
サービス別の売上高については具体的な金額は明示されていないものの、『プロ野球PRIDE』と『秘宝探偵』を中心とするスマートフォンアプリが大きく伸びたことに加え、位置ゲープラットフォームも収益に寄与したことが示されている。とりわけ、シーズンオフにもかかわらず、『プロ野球PRIDE』が毎月過去最高の売上を記録したという。
なお、2013年9月期の通期業績見通しについて、売上高99億9200万円(前期比97.0%増)、営業利益23億1800万円(同54.7%増)、経常利益22億9100万円(同52.8%増)、当期純利益12億6000万円(同61.9%増)を見込む。これは従来予想からの据え置きとなる。
第1四半期決算の通期予想に対する進捗率が、売上高27.6%、営業利益37.3%、経常利益38.2%、最終利益39.5%と高水準だったことを考えると、保守的な印象を受ける。この点について、会社側では、プロ野球のオフシーズンを迎えることや好調だった第1四半期の反動、新タイトルの投入、秘宝探偵のリリースから1年経過したことなどを考慮し、第2四半期は厳しい数字になると予想されるため、と説明している。
©COLOPL, Inc.
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668