ファンコミュニケーションズ<2461>は、本日(2月8日)、2012年12月期の連結決算を発表し、売上高144億8200万円(前期比36.7%増)、営業利益22億4500万円(同30.4%増)、経常利益23億0400万円(同28.8%増)、当期純利益16億3900万円(同66.5%増)だった。
主力のパソコン向けアフィリエイトサービスに加え、スマートフォン向けアドネットワーク「ネンド」が好調に推移したことが主な要因だった。月次業績でも好調な業況にあることが伺えたが、営業利益はとうとう20億円を突破した。
■パソコン向けアフィリエイト広告サービスは、売上高84億0300万円(同18.5%増)、営業利益22億3800万円(同14.8%増)だった。「エーハチネット」を提供しており、各種キャンペーンや広告主に向けて費用対効果を高めるコンサルティング活動を行った。
■モバイルアフィリエイト広告サービスは、売上高49億8400万円(同66.4%増)、営業利益7億8300万円(同46.9%増)だった。「モバハチネット」の売上が鈍化した一方、「ネンド」の売上が順調に推移した。
■自社媒体事業は、売上高4億4100万円(同93.3%増)、営業損益9600万円の赤字(前期は4400万円の赤字)だった。広告収入を収益モデルとした自社媒体の運営を行っており、リアラスの連結対象期間の相違と、ミートラボの売上が増加した。
■2013年12月期の見通し
2013年12月期は、売上高180億円(前期比24.3%増)、営業利益29億円(同29.4%増)、経常利益29億6000万円(同28.5%増)、当期純利益18億1000万円(同10.4%増)を見込む。