デジタルガレージ<4819>は、本日(2月12日)、第2四半期(2012年7~12月期)の連結決算を発表し、売上高138億4600万円(前年同期比119.9%増)、営業利益4億7200万円(同56.1%増)、経常利益11億6700万円(同75.5%増)、四半期純利益9億1300万円(同49.6%増)だった。
同社では、連結子会社として新たにベリトランスが加わったことに加え、インターネット広告を中心にマーケティング事業が好調に推移した、としている。また営業利益として、持分法投資利益や外貨建資産の評価替などに伴う為替差益が計上されたことも経常利益、最終利益を押し上げた。
■ペイメント事業は、売上高79億8400万円(前年同期比331.2%増)、営業利益7億8900万円(同179.5%増)だった。ベリトランスが連結子会社に加わったことや、国内Eコマース決済における取扱件数と取扱高が伸長した。アジア展開にも着手し、インドネシアでサービスを開始した。
■マーケティング事業は、売上高51億1300万円(同32.9%増)、営業利益2億4900万円(同11.4%減)だった。インターネット広告などのウェブマーケティング事業は引き続き堅調だった。子会社CGMマーケティングが米国kiipのスマートフォン向け広告配信プラットフォームの国内展開を開始した。
■インキュベーション事業は、売上高7億4800万円(同24.7%増)、営業損益2億0200万円の赤字(前年同期2億5000万円の黒字)だった。東京都内と鎌倉にインキュベーションセンターを開設したほか、米国子会社Neo Innovationは戦略的M&Aが完了し、今後、グローバルに事業展開を行う準備が整った。
■2013年6月期の見通し
2013年6月期は、売上高270億円(前期比81.2%増)、営業利益16億5000万円(同1.8%増)、経常利益28億円(同3.4%増)、当期純利益17億円(同19.3%減)を見込む。