アエリア<3758>は、2月15日、2012年12月期の連結決算を発表し、売上高61億6000万円（前年同期比16.7％減）、営業損益8億3500万円の赤字（前期2100万円の黒字）、経常損益9億2600万円の赤字（同1億1200万円の赤字）、当期純利益4億8000万円の黒字（同10億6300万円の赤字）だった。
同社では、子会社だったアクワイアの連結から離脱したことに加え、Aeria Games & Entertainmentの人件費と回線費用が増加したことが主な要因。営業外費用として持分法投資損失1億2500万円が計上されたことも響いた。最終利益が黒字となったが、Aeria Games & Entertainmentが連結から除外されたことに伴い、持分変動利益として20億0100万円を計上したため。
セグメント別の状況は、オンラインゲーム事業が売上高53億円0300万円（同3.5％増、営業損益8億6700万円の赤字（同1700万円の黒字）、ITサービス事業が売上高9億8000万円（同20.6％減）、営業利益6300万円（同38.2％増）だった。
■2013年12月期の見通し
2013年12月期は、売上高17億円（前期比72.4％減）、営業利益9000万円、経常利益1億2000万円、当期純利益1億円（同79.2％減）を見込む。
主力のオンラインゲームについては、今後も複数のオンラインゲームタイトルを投入するとともに、スマートフォン向けのアプリも既存タイトルの改良や新たなコンテンツ開発を行い、多数配信する予定。
