ケイブ<3760>が4月13日に発表した第3四半期累計(6月-2月)の連結業績は、売上高22億9700万円(前年同期比27.4%増)、経常利益4億1900万円(前年同期7800万円の赤字)、四半期純利益3億9000万円(同1億4200万円の赤字)だった。
同社では、ソーシャルゲーム「しろつく」における有料課金が引き続き好調に推移したことが主な要因としている。「しろつく」は現在、「Mobage」、「GREE」、「Yahoo!Mobage」、「mixi」で提供しており、会員数は280万人を超えているとのこと。さらに位置情報との連動タイアップイベントとして、「箱根スタンプラリー」や「初詣イベント」、「雪だるまイベント」などを開催。ソーシャルメディア・アプリ事業の売上高は、8億3400万円、セグメント利益2億7200万円だった。
またオンライン事業では、オンラインゲーム「真・女神転生IMAGINE」の運営を行っており、ゲーム内イベントやアップデートなどを行い、売上高7億0200万円、セグメント利益1億7000万円。
コンシューマー向けゲームやアミューズメント施設向けゲーム開発は「怒首領蜂大復活ブラックレーベル」、「むちむちポーク!&ピンクスゥイーツ」の販売を開始し、売上高3億3600万円、セグメント利益1億1900万円。携帯電話公式サイトを運営するインフォメーションプロバイダー事業は、売上高4億2400万円、セグメント利益1億7300万円だった。
続く5月通期は、売上高30億円(前期比18.2%増9,経常利益5億7000万円(同15.8倍)、当期純利益4億2000万円(前期7億6600万円の赤字)を見込む。従来予想からは変更なし。東北地方太平洋沖地震が業績に与える影響については現在精査中。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760